CFNM日記

みんなの金メダル

(2015年5月17日 00:19)

残り50m、カーブを曲がりきった後の最後の直線で、
グングンとスピードを上げ、青を抜き去り、赤を抜き去り、
ゴールテープを切る。

6年生クラス対抗全員リレー、3組、1位。
黄色組に50点が追加され、総合順位も2位から逆転。
黄色組、優勝。

見事な逆転劇に、最高潮の盛り上がりを見せるグラウンド。
満場一致の本日のMVP、アンカー様の元目掛けて、
クラスメイト全員で駆け寄ります。

力を出し切ったのか、重圧からの開放からか、
ただただ「超気持ちいい」のか、
ゴール付近で尻餅を付き、天を仰ぐ窪田君。

集まる3組の面々、どこかしこからの賞賛の嵐。

額にキラリと光る汗、言葉を発せられないほどの荒い息遣い。
それでも周りに応えようと、満面の笑みを向けてくれます。

ここにいる女子の全員が、この瞬間、
窪田君に恋をしてしまってもおかしくないくらい、
それくらい、すごくすごくカッコよく見えました。

我を忘れて窪田君の顔に見とれていた自分に気づき、
慌てて目線を逸らします。
イケナイイケナイ。

何故だかものすごくドキドキしていた胸を撫で下ろし、
なんの気なしに視線を下ろすと、そこには…

膝を立てた右脚、ガードを放棄した短パン、とトランクス。
あらわになる太もも、その先に…

見た瞬間に、これは見ちゃいけないものなんだ、
普段は隠れているべき箇所なんだということを悟りました。

私たち女子には絶対に付いていないもの。
ふっくらしていて、なんだかプニプニと柔らかそうな、
これって…

「つーか窪田、キンタマ見えてるぞ。」

気付いた男子の1人が、ニヤニヤしながらそう言いました。

かっはははは!あはははは!フー!嬉しそうに笑う男子。
もー!きゃー!やだー!小さく叫びながら、その場から後ずさりする女子。
顔を覆って、何故だか涙ぐむ子もいました。

瞬時に立ち上がる窪田君。
顔から笑顔は消え、みるみる内に真っ赤に。

「あまりにも丸見えだったから、見せつけてんのかと思った。」
「んなわけねーだろバーカ!」

罵声を吐きながらも、
短パンの上から中の位置をそっこりと直す窪田君。

「大丈夫大丈夫、チンは見えてなかったから。な?」
「知ーらーないっ!」

窪田君の肩を組みながら、私に恥ずかし過ぎる質問をしてくる男子、
そんな彼を、やめろと言わんばかりにグーで(優しく)殴る窪田君。

「黄色も金だし、窪田も金出し、サイコーだな!」
「うまいっ!」
「うるせー!」

照れ隠しのためか、バトンも持ったまま、タスキもかけたまま、
おちょくるクラスメイトを全力疾走で追いかける窪田君。
走りながらも、まだ短パンの中身の現状を気にしているのか、
少しぎこちなく見えたのか、なんだかすごく、おかしかったな。

追伸
しばらくして、窪田君の下着がボクサーパンツに変わったのは、
言うまでもありません。

なんで知ってるかって?
短パンなんて、履いているようで履いていないようなもの。
体育の時間の度に、丸見えなんですよ。


にほんブログ村 小説ブログ 学園・青春小説へ 人気ブログランキングへ

ランキング参加中です。
ポチッと押していただけるとランキングが上がりますので
よろしくお願いいたします~。

この記事へのコメント
  1. 短パンとトランクスのこういうの大好きです。もっとお願いします。

コメントを残す

※名前と本文以外は必須項目ではありません。

ページトップへ