小説

リアルおままごと 7

ちょろん。 可愛らしい まさとくんのおちんちんが 飛び出しました。 見ちゃった…。 まさとくんの…おちんちん。 ちょろん。と言う効果音が 本当に似合うほど 可愛らしいおちんちん。 仰向けでいるせいもあってか ほとんど真上を向いていました。 今思うとこれが包茎って言うんだ… って感じ。 たまたまの袋がお尻のほうに垂れ下がって 2個それが入っているのが 良く分かりました。 輪郭はなんかマクドナルドのマークを 逆さまにした感じ。 他の部分よりもシワが 格段に多い印象を受けましたね。 …真っ白でした。 …すぐ取り替えるとか言いながら 大好きな人のおちんちんを前に ただそれを凝視してしまっているわたし。 ふとさつきちゃんを見ると メガホンで口を隠したまま 顔をまっかっかにして まさとくんのおちんちんを ただじっと見つめているようでした。 …結局見たかっただけ? …酷いなぁもう…。 他の3人のことは 良く分からないけど きっと見てたんだろうな。 厚川くんの声だけは聞こえて 「はは!阿部のちんちん見ちゃった!  …ってかションベンくせぇ!」 と笑っていました。 見たことに驚いて気づかなかったけど おしっこの臭いが プーンと、してきました。 くさーい、と思ったけど これがまさとくんのおしっこの臭いだと思うと ちょっとドキドキしてしまいました。 …ヘンタイだよね、わたし。 でも、本当におもらししたんだ…。 このおちんちんの先っぽから 一生懸命 おしっこ出したんだよね…。 …そんなことを思いながら ただただそれを見つめていました。 そのまましばらく沈黙。 「…お、おい。  は、はやく次のシーン…。」 沈黙を破るように 恥ずかしそうに震えた声で まさとくんが訴えてきました。 はっと気づくわたし。 「ご、ごめん!  す、すぐオムツ取り替えるね。」 そう言ってすぐオムツを抜き取り 新しいオムツを手に取ると 「…ちょ、ちょっと待って!」 さつきちゃんが そんなわたしを止めました。 「…何?」 さつきちゃんに止められて 結局おちんちん丸出しのまま待機の まさとくん。 「お、おもらしした赤ちゃんに  そのままオムツ履かせるお母さんがいる?」 そう言ってわたしにタオルを 渡してきました。 ホント…用意周到だね。 「それで…  ちゃんと拭いてあげてから  オムツ履かせてあげて。」 流石にちょっとためらった様子で そう言ってくるさつきちゃん。 …なんでそんなことさせるんだろう。 やっぱりちょっとおかしいよね…。 でも逆らえるワケもなくて わたしはタオルを手に取る。 無言の正人くん。 相変わらず丸出しのおちんちん。 心臓の鼓動が早いのか その鼓動にあわせておちんちんも 小刻みに揺れていました。 …駄目だ見ると見入っちゃう。 わたしサイテーだ。 ふ、拭いてあげればいいんだよね。 おちんちんばっかに気を取られて 気づかなかったけど おちんちんの周りは おしっこで結構濡れてました。 はたから見たらすっごいだらしない格好だよね… 小4にもなって。 でもこれはしょうがないんだよ。 …一番恥ずかしいのはまさとくん。 当たり前だよね。 「…し、失礼します。」
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