少年裸祭り|Kune Kune Project

小説

少年裸祭り 【参拾四】

間宮 和子
  • 間宮 和子
  • 2009/01/03 09:36
  • 石田家 脱衣所
…まさかこんなことになるなんてねぇ。 まぁわたしは一部始終を見ていたわけじゃないから 実際良く分からないんだけど とにかく鈴谷くんの褌が墨で汚れちゃったのね。 それでこのまま禊ってワケにはいかないから 急遽褌を締め直すことになった。 それで幸か不幸か 石田さん家に褌の代えがあるって言うから 今お風呂場の脱衣所に来て、褌を見つけたところ。 …にしてもあの男の子、たぶん石田佳奈ちゃんの弟よね。 隆くんって言ったかな? 随分しっかりしてるのねぇ…、ビックリしちゃった。 …と感慨にふけってる場合でもないのよね。 早いトコ褌締めてあげないと…ね。 鈴谷くん…かぁ。 西島くんの褌が汚れた方が 私としては嬉しかったかなあ… …なんてこの期に及んで何を考えているのだか…w 立派さで言ったら鈴谷くんが一番だもんね。 …と、早くやっちゃうわよもう。 考えてたらまた恥ずかしくなっちゃう。 「よし…と。  じゃあチャチャッと付け替えちゃおっか。  丁度いいし、ここでいいわよね?」 「あ…はい、お願いします。」 そう言って鈴谷くんの褌に手をかける。 さっき西島くんのときにもやったけど やっぱり自分で脱がしていくのって また違ったドキドキ感があるのよね。 …なんて何を語っているんだかって話だけど。 丁寧に丁寧に褌を解いていく。 よいしょ…よいしょっと… …ポロン。 はい、出ちゃったw …あれ、やっぱりさっき見たときより ちょっとちっちゃい気がするな。 おちんちんの袋もキュッてなってる。 …寒かったんだろうな…。 そりゃそうだよね、いい天気って言っても1月だもんね。 「寒かったー?」 「…あ、はい、もの凄く。」 そう言って少し恥ずかしそうに 自分のおちんちんをいじる鈴谷くん。 そう言う仕草見ると やっぱりまだまだ男の子だなーって思うよね。 おけけはもう生えてるけど…w 可愛い。 さて…と、もう2回目だからね。 これまたずっと見ているわけにもいかないからね。 解いた褌を綺麗にたたんで… ここにあるゴミ箱でいいかな、捨てちゃって…大丈夫よね。 寒いだろうからね、すぐにつけてあげないと… … -ガチャ。 え? 不意に後ろから聞こえてくるドアの開く音に驚く。 隆くんかな…何か忘れ物…? この時間にお風呂入るに来るわけないモンね。 誰だろ…とそちらに振り向くと… … …… …!? そこに立っていたのは…、桃子だった。 …なんで?なんでアンタがそこにいるの?? 流石のわたしもちょっと混乱。 「…ま、ママ…?」 当の桃子も流石にビックリしたようで 目を丸くしてわたしの顔を見てくる。 「え…いや…お母さん役員だからさ。  ちょっといろいろあって  鈴谷くんの褌締めなおさなくなっちゃって…  …  ……!?」 そこまで言ってこの事の重大さに気づいた- …ときには時すでに遅し…。 桃子の視線は確実に私ではなく 鈴谷くんの方に向けられていた。 そこで私が盾になって 鈴谷くんを隠してあげればよかったんだけど 鈴谷くんの表情も確認したくて 私は何を思ったのか2人の顔が見えるようにと 身を横に引いてしまった。 その結果、鈴谷くんと桃子が向き合う形になって… 当の鈴谷くんは…桃子同様目を丸くして驚いてる。 視線を下に向けると… まだ、おちんちん丸出しの状態だった。 そんなおちんちん丸出しの鈴谷くんを… 桃子はその一点に視線を集中させるかのように 凝視してた。 -その視線に気づいた鈴谷くんは みるみるうちに顔を赤く紅潮させて 「あ、わ!」と言葉にならない言葉を呟いて 恥ずかしそうにようやくおちんちんを両手で隠す。 その行為にようやく桃子も正気を取り戻し 顔をピンク色に染めて どうしていいか分からないほどに動揺して 「ご、ごめん…!」と一言こぼして、ドアを締めた。 -バタン。 … ……って何心の中で実況中継してんのよわたし。 …これってやっぱりマズイ…わよね? 小学校6年生の女の子にとって 同年代の男の子のおちんちんって もの凄い刺激的だと思うし… なにより鈴谷くんの場合 かなり立派な部類に入るはずだし…。 桃子もきっと見るの初めてだったんじゃないかな…。 …なんか悪いことしちゃった…よね。 桃子にも…もちろん鈴谷くんにも。 でも、急に入ってくるなんて想像つかなかったし… しかもなんで桃子? …まぁ、起こっちゃったことを いつまでもグダグダ言ってても仕方ないわよね。 …なんて勝手に誰かに責任転嫁。 …駄目な親の例よね、全く…。 驚くほど無音になった脱衣所で わたしは再度鈴谷くんの方に視線を向ける。 …わたしに見られたときとは比にならないくらい 凄く恥ずかしそうに顔を俯けている。 「…もう、行ったわよ、桃子。」 わたしの言葉に「…あ、は、はい…。」と返事をして 顔を上げる鈴谷くん。 赤く染まった顔が、初めて見るほどあどけなくて 不謹慎にもわたしはドキドキする。 そして両手を離す鈴谷くん。 …ドキドキして体が暖まったのかな? 最初の締め込みのときに見た 立派なおちんちんの大きさに戻っていた…気がした。
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