小説

あらすじ

「男なら、一番になりたいだろ―。」 クラス1の足の速さを誇る鹿島に、負けても負けても再戦を申し込み続けるノリ。負けた罰ゲームとして身ぐるみを剥がされて、遂には素っ裸にされて、それでも、走り続ける。踏まれても踏まれても立ち上がるその姿に、憧れて、ドキドキして、男なのに、凄く興奮して…。
こんな僕でも、ノリの役に立てるかな。ノリの太陽に、なれるかな。

登場人物紹介

  • 大野 勝徳
  • 第一小学校5年生の男の子。ノリ。
    周りの意見に流されない、ひたすらに我が道を行くザ・日本男児。負けたら次は絶対に勝ちたい、1番になるまで絶対に諦めない、ある意味頑固でとにかく熱いヤツ。反面、どんな時でも無表情。でも、裸を見られたら恥ずかしい。
  • 小池 幸生
  • 第一小学校5年生の男の子。ユキ。
    男のくせに弱虫でなよっちい自分が嫌いで、それを克服しようと、男らしさの研究として、理想の男像であるノリにいつもくっついている。
    ノリのことを考えると、ドキドキしたりニヤニヤするけど、それが何故なのか分からない。
  • 鹿島 大蔵
  • 第一小学校5年生の男の子。
    スポーツ万能でクラスで一番足が速い。クラスのリーダー格的存在で、ジャニ系フェイスで女子にもモテる。人をからかうのが好き、だけど度を超えた悪戯は嫌い。でもたまに限度が分からなくなって、家で一人反省会を開く。

お話

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