曖昧サンドイッチ 総括
(2012年2月11日 20:17)
こんばんわ、Kunekoです。
「曖昧サンドイッチ」の方、完結いたしましたので、
あとがき・総括と言う形で書かせていただきます。
今回のテーマはずばり『きょうだい』ですね。
最初は、姉に翻弄される弟が描きたいな~と思ってたんですが、
それだけじゃあちょっと芸がない感じがしたので、
じゃあ妹も登場させちゃえ!ってことで、
サンドイッチにしちゃいました、的な流れです。
タイトルの「曖昧サンドイッチ」には、
愛と舞のサンドイッチ、と、
本当の、純粋なきょうだいではない、どこか曖昧なサンドイッチ、と言う、
2つの意味を込めました。
全編を通じて、重要な舞台となるのが、お風呂。
実際、きょうだいでお風呂に入るなんてありえない!
って人がほとんどだとは思うんですが、
0ではないんですよね、入ってる家庭も確実にあるんです。
自分が小学生(4年生)の時に、
それこそ給食の時間にお風呂の話になって、
クラスで結構女子にモテる男の子が、
まだお姉ちゃん(中1)とお風呂に入ってると言う事実が明らかになって、
班のみんなで驚愕した思い出があります。
ホント、小説のまんまのシチュエーションですね。
第三者的体験談です。
当時、それを聞いて凄くドキドキした記憶があって、
それを勝手にアレンジさせてもらった運びとなります。
実際、作者自身に異性のきょうだいがいるとしたら、
一緒に裸の付き合いをするなんて、
それはそれは考えられない事象であって、
でも余所では、それが当たり前の日常であったりもして。
人と比べた時の異質感て、ちょっと引いたりもするけど、
どこかで気にしてしまうし、ドキドキしてしまうものですよね。
…と、ちょっと本質から外れました。
話を無理やり元に戻して、
今回の作品には、そんな(?)完全主観的きょうだいあるあるを
存分に詰め込んでみたつもりです。
一番は、きょうだいがいるが故の情報漏洩、ですね。
きょうだい間でしか知りえない恥ずかしい事実が、
そのきょうだいの口外が原因で、伝って伝って、
クラスメイトの耳へと到達してしまう。
そうなったらもう、最後ですね。
クラスに1人は必ずいる、口ゆるゆるなおふざけ君の手に掛かれば、
クラス中、学年中、学校中に知れ渡るのなんて、
そう数日も要さないはずです。
それをクラスでからかわれて、辱めを受けてしまう。
今回のCFNM的な見どころは、まさにそこでした。
結果、周りからの人気が上がった、と言うのが、
作者から福へのせめてものお情け、とでもしておきます(笑
実際そんなこと自分の身に起きたら、
本当にただただ恥ずかしいだけですよね。堪らないです。
あとは、姉と妹、2人と接するときの対応の差異も、
見どころの1つでした。
絶対服従的に逆らうことがなかなか出来ない姉に対し、
妹には理想的で優しい、時には厳しいお兄ちゃんとして接する。
人が変わったように、弟と兄を使い分ける福にも、
萌えていただけたら嬉しかったです。
あとは、曖昧なサンドイッチを、
愛舞なだけのサンドイッチに変えようと、
1人奮起し頑張る福も、外せない見どころの1つで…と、
見どころ見どころっで、これじゃあ自意識過剰なただの欲張りですね。
まぁまとめると、
自分の好みを、とにかく放出させまくっただけの作品でした。
そういう事です。…あ、これはいつもか。
構成上の話をすると、
前作が、焦らしに焦らしを重ねて、最後の一瞬に全ての満足を委ねる、
お願いカタルシス!な小説だったわけで、
結果、読んでくださっている方をイライラさせてしまったようだったので、
今回は出来る限り、各話ごとに、
期待してくれているはずの展開を盛り込むように心掛けました。
11話、12話あたりは「そう言うのいらねーからっ。」って
思った方もいるかもしれませんね。
でも、物語的にね、必要な描写でした。
いい加減総じて、いつも通り、好き勝手やっただけの小説でしたが、
そこそこにでも楽しんでいただけたなら、幸いです。
以上、毎度長々と申し訳ありませんが、総括でした。
さて、次回のお話ですが、
すでに半分くらいは書き終えています。
正確には、四半期前くらいに書いていたものの執筆が、
途中で止まっている、と言うべきですね。
ペンが止まったわけではなく、
小説にかける時間が取れなくなっていただけなので、
来週にでも書き終えて、
出来るだけ早めにスタートにこぎつけたいと思ってます。
トップ絵の作成もまだなので、うーん、2月中には!とだけ、
自分を甘やかさないためにも宣言しておきます。
内容的には、今までとちょっと違うタイプの話になるかと。
あ、ちなみに中二病戦争の続きではありません;
それはまた時期が来たらと言うことで…はい。
+明日にはショタスクラッチの詳細も掲載できると思うので、
そちらも是非期待していてくださいっ。
ではでは、本当に長々と失礼いたしました。
ここまで読んでくれた方、そして、曖昧サンドイッチを呼んでくれた方、
ありがとうございましたっ。
コメントを残す