雑草と太陽 18 (2012年8月26日 21:00) 陽はすっかり傾き、校庭がオレンジ色の海になる。それでもここは、相変わらずの暗がりで、それでも今は、それがなんだかとても心地良くて。 校庭の隅のアスファルトの段差に、ノリと2人。他にはもう誰もいない。 目を細め、何処か遠くの方をジーッと見つめている。きっと、勝利の感傷に浸っているんだろう。 そんなノリの隣りで、僕はただただそれに付き合う。特に意味はないけれど、… 続きを読む カテゴリ : 雑草と太陽 コメント(4)