CFNM日記

曖昧サンドイッチ 8

(2012年1月1日 18:33)

「はぁ…。」

今日は学校で、とんでもない恥をかいてしまった。
全部暴露されてしまった、それに、
あの状況では仕方なかったとは言え、あの行動。

シュ~…。
思う出すだけでも、恥ずかしくなる。
ほら、また顔が熱くなる。
湯船に顔を浸けて、もう忘れようと念じる。

………。
プハァ…。
…やっぱ無理。

こうなったのも、元はと言えば、姉と妹のせい。
特に、舞。
別に悪気があったわけじゃないんだろうけどさ。

………。
今日は火曜日。
忠告くらいしておいても、損はないだろう。
…と、

―ザバーーーーーンッ!!!

噂をすれば、なんとやら。
空けておいたスペースに、舞が飛び込んでくる。

「…はっ!!」

何かに気づいたように、すぐさま顔を上げる。
そのまま洗い場に飛び出て、ゴシゴシゴシ。

そうだったそうだった。
体を洗ってから入らなくちゃいけないんだった。
この前福兄ちゃんに、言われたばっかりだった。

慌ただしい妹に、ついつい口元が緩む兄。
でも、ここはしっかり言っておかないと。

「舞。」
「ん?なにぃ?」

頭を洗いながら、顔だけこちらに向ける。

「学校で友達に、
 兄ちゃんの話しただろ。」
「…!」

なんで知ってるんだろう。
ちょっとだけビックリする舞。
でも、別に隠すようなことでもないし、

「うんっ!」

素直に、無邪気に、そう返事。

「なんで?しちゃダメなの?」
「いや、別にしてもいいけどさ。」

その…、

「兄ちゃんの、ちんちんの話、しただろ?」
「…、…あ!」

思う出したようにそう発し、少しにやける舞。

「ダメだった?」
「んー、…まぁ、その、
 …あんまり良くはない…、かな。」
「あ!でも、
 おちんちん、って言葉は、使ってないよっ!」
「いや、まぁ、そこはいいけど。」
「でもでもっ、悪いことは言ってないよっ!
 おっきくてカッコいいとか、
 ソーセージしてくれるとか、
 いーーーっぱい自慢した!それだけだよっ?」
「んー…。」

それが一番困るんだけどな…。
とにかく、

「これからはあんまり、
 兄ちゃんのちんちんの話は友達にするな。」
「えー…。」
「兄ちゃん、そのこと学校でからかわれて、
 恥かいちゃったんだぞ。」
「えー?なんでー?」
「舞の話を、誰かに漏らした奴がいるんだろ。」
「えー、誰?」
「まぁ、浦川だろ。浦川くん。」
「え?…、……、あー。」

なるほど、と、合点する舞。

「分かった?約束できるか?」
「んー…。うん、はーい。」

少し残念そうだけど、すぐにいつもの笑顔に戻る。

「よし、…と、もういいだろ。
 お湯掛けるぞ。」
「あっ、ちょっと待って待ってっ。」
「…ん。…、もういいか?」
「…、うん!」
「うっし。」

浴槽の中から、優しくお湯を掛けてやる。
綺麗さっぱり、舞も幸せそう。
…と、

―サブーーーーンッ!!!

今度こそはとばかりに、お構いなしに飛び込む舞。
やれやれ…。

「プハァ!!」

まぁ、いいか。

「そうそう、
 福兄ちゃんとお風呂に入ってること言ったらね、
 みんなすっごい驚いてた!!」
「まぁ、そうだろうな。」
「えーなんで~?」
「そりゃあ、普通は入らないもんな。」
「ふーん。」

変なの、そんな顔。

「みんな、一緒に入るの、
 恥ずかしくて嫌なんだって。」
「まぁ、そうだろうな。」
「!?
 福兄ちゃんも、舞と入るのヤなの!?」

心配そうに聞いてくる妹。

「兄ちゃんは、嫌じゃないよ。
 舞と入るの。」

頭を撫でながら、優しく答える兄。

「良かった~!!」

心からの安堵。

「あ!それとねっ!
 ソーセージの話したら、
 みんなすっごいおもしろがってた!!」
「あっはは……。」

さすがに苦笑の福。
まぁ、子供は好きそうだよなぁ。

「でね、その話したら、浦川くんが、
 その場で真似したんだよっ!!
 給食の時間なのに!」
「えっ。ちんちん出して?」
「うんっ!!」
「…、すっげーなぁ、浦川くん…。」

強者過ぎるな、到底敵いそうにない。
まぁ、対抗する気なんて、さらさらないが。

「でもね、福兄ちゃんのとはやっぱり、
 全然比べ物にならなかった!
 もうね、ぜ~んぜんっ!!」

福の圧勝とばかりに、ただただ嬉しがる舞。

「まぁ、そりゃそうだろうな。」

4歳も年下の男の子に勝ったってどうしようもないのに、
と言うか、何に勝ったんだと言う話だけど、
でも、妹の前だし、ちょっと天狗になってみる、兄。

「いっひひ。」

嬉しそうな兄に、さらに嬉しくなる舞。
…と、

「よっしゃ、それじゃあ本場を見せてやろう。」

頼まれてもいないのに、その場で立ち上がる福。
そして、

「ち~んち~んぶ~らぶ~ら
 ソーセージ~。」

例のアレを、舞のためだけに披露する。

「あっははははは!!!」

期待通り、大喜びしてくれる妹。

今日学校でやらされたのは、不完全燃焼だったからな。
ここで取り返してやろう。
いつもより大きく、いつもより長く、それをする。

…なんて、格好つけてみたものの、
俺は一体何をやっているんだろうな。
今日学校であったことが、急にフラッシュバックして、
今の自分の行動が、強烈に恥ずかしくなる。

素っ裸で、大事な部分を振り回す自分。
…はは。恥ずかし過ぎる。

………。
でも、まぁいいや。
今日のこと、忘れるために、
今日はもう、めいいっぱい、辱めを受けよう。

「ち~んち~んぶ~らぶ~ら
 ソーセージ~。」

舞の笑い声が聞こえなくなるまで、
福はそれを振り続ける。


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この記事へのコメント
  1. 新年一発めの話いいですね

    サンドイッチの意味がわかったような気がする
    次までまちきれなーい

    • コメントありがとうございます~。
      タイトルには2つの意味があるので、そちらにも注目して読んでみてくださーい。

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